● Reports ●

1.前日
久しぶりに参加できそうなツーリング企画が立ち上がった。
幹事は会うたびに髪の色が変わる七変化じぇいなうさん。
うーん、バイクで参加するのが久しぶりなだけに興味をそそられていた。
ただ集合場所が横浜で、反省会と銘打った単なる飲み会がそのあとに
あるらしい。しかもそれも横浜。

最近全然バイクで走っていない俺としては、江ノ島まで行って、さらに
飲んだら帰れるのかどうかがかなりあやしい。

反省会だけの参加にしようかどうしようか15日の夜まで迷っていたが、
天気予報では一応持ちそうだし参加に決定。

9:00pm頃にじぇいなうさんに電話した。が繋がらず。
まあ留守電に入れとけばいいかと幹事の迷惑も考えず参加表明した。
(この後わざわざじぇいなうさんから確認の電話を貰った。ありがとでした。寝てたけど)

明日に備えて9:30pmには就寝。これで明日はバッチリさ。
・・・ブルブルブル・・・
(なんだよ、今何時だと思ってるんだよ)←まだ10:30pmだよ
(俺はもう寝てるんだよ)←知るかよ
しょうがねーなー、もしもし・・・
友達:「おお、久しぶりー。今度俺結婚するんだよー。」←小学校からの友達からだった
俺:「おお、ようやく結婚するのかー。おめでとう。」←あんまり誠意がこもってない
友達:「出席してくれるよなー。」←ご祝儀取り返さないとな
俺:「もちろん出席するよ。んでいつだよ」←ちっ、取り返されるのか
友達:「いやー、来年の2月。」
俺:「来年の2月ー!?まだまだじゃねーかー!」←起こされたことに怒りを覚え始める
友達:「いやー、教えるのは早いほうが良いと思ってさー。」←早すぎ
俺:「・・・わかったよ、空けておくよ。」←そんな先のことわかるかい!
友達:「よろしくなー。」←満面の笑み(と思われる)
・・・全然ツーリングとは関係がないため割愛。
ただこのあとだらだらと30分以上も話していた。寝不足になるだろうが!←それでも結構寝ているが。


2.起床 6:00am
6:00amに起床。
平日よりも1時間以上早い。ねみー。朝食もとる気が起きず、アイスコーヒーだけ
飲んで準備をし始める。

計画では7:00amにうちを出るはずだったが20分くらい遅くなった。
でもまあMAG'Sだし、どうせみんな遅いだろ。


3.出発 7:20am
土曜日の朝と言うことで、山手通りも246もかなり快調に走ることができた。
でも集合場所がさっぱりわからないため、あとどのくらいで着くのかさっぱりわからず、
調整などということはしなかった。
途中スタンドで給油していると、じぇいなうさんから電話。どうやらじぇいなうさんは
途中の吉野屋で朝食をとっていたらしい。そこで俺とミーのMAGNAとビラーゴを
見たとのこと。
あと少しで着くらしい。なんだ、20分以上早く着きそうね。
MAG'Sの集まりでこんなに早く着いたらどんだけ待たされるんだろ?


4.集合 8:40am
集合場所に迷わず到着。まあ俺はミーの後ろをついていっただけなので、全てミーのおかげ。
最近の俺は道を覚える気が全くない。ミーに全てを任せて、迷ったときに文句を言う係(笑)。
集合場所には二人の姿が見えた。
一人はじぇいなうさん。さすが幹事だけのことはある。
もう一人はひららさん。ひららさんは女の人だと思っていたため、5回くらい名前を聞き直した。
ごめんよ、ひららさん。正直男だったのでがっかりしたよ(ウソウソ)。
じぇいなうさんの今回の髪の色は金色。うーん、赤とか銀とかに慣れているから普通にしか
見えなかった。でもよく考えたら子持ちなんだよなー。

4人でぼちぼち話していると、変な胸騒ぎを覚えた。なんだ、この感覚は?
役満をテンパッた瞬間に浮いた牌をタンヤオのみに振り込んだあの時ににている!?←わからねーよ!
と何を勘違いしたのかサクラさん登場。
おいおい、まだ集合時間までには10分もあるよ。集合時間8:00amと勘違いしやがったな。

サクラさん:「ういーっす。」←相変わらずやる気のない挨拶
みんな(ひららさん以外):「ど、どうしたんだよ、こんなに早く!?」←動揺。ひららさんは初めて会うため遠慮していたと思われる。
サクラさん:「え、だって9:00amじゃん、集合時間。」←だから驚いているんじゃん!
・・・これ以上書くとMAG'Sにいられなくなりそうだからやめとこ。
一応WEBMASTERだし。

サクラさんのスパーナに俺が試乗している間に、PANさん、ハニービーさん、hajimeさん、れんさん、
泉さんたちが到着。みんなきちんと9:00am前に来た。すばらしい。
やっぱり集合時間は守らないと。ね、右京くん、genさん。
genさんに至ってはhajimeさんと待ち合わせていたくせに、hajimeさんが集合場所から電話すると
今から出ると言ったらしい。恐るべし。
結局genさんが40分遅れで到着し、その後速攻で出発。


4.目的地・江ノ島へ
さて、久しぶりに(まさきちには)12台という大所帯で江ノ島へ向けて出発。
MAGNAがこんなに勢揃いしたのは山中湖以来のため、結構壮観。
しかもうるさい。沿道の声援(白い目とも言う)を受けながらのろのろと走る。
渋滞が結構すごかった。さすがに天気はいいし、休日だし、江ノ島に向かう人が多いのね。
途中うしろのさとさんとかが笑っていたのが気になっていたが、PANさんと俺の後ろ姿が
似ていて、違うところ探しをしていたらしい。ヘルメットが同じで体格も似ていたから。
今度からはかっこいい方が俺ということで見分けてください(笑)。

江ノ島に着くと、バイクを市営の駐輪場に停めてとことこと(ホントはかなりダラダラと)
江ノ島のメインストリートへ向かった。
俺ははじめてくるため、かなり新鮮。しかしミーなどは何度も来たことがあるらしく、
暑さにバテバテになっていてどうでも良さそうだった。

ここで気になる乗り物を発見!
「エスカー乗り場」
エスカー!?なんじゃそりゃ?ミーはこれに乗るのなんて当たり前という顔をしているが、
右京君を筆頭に貧乏人たちが乗ることに意義を唱えはじめる。
俺はエスカーという響きにかなりひかれるものがある。よってここでお金持ち組と貧乏人組に
別れて頂上で落ち合うこととなった。

お金持ち組:サクラさん、れんさん、泉さん、ハニービーさん、ミー、まさきち。
貧乏組:それ以外(笑)

わくわくしながらエスカーのキップを買い、エスカレーターへ乗り込む。
いくらか忘れた。
「待ち時間ありません」との看板が目に付いたが、ふーん、そんなに本数が出ているのかと
勝手に解釈し、流す。

ほほー、なんだか海底トンネルを思わせる作り。エスカーはどんな乗り物だろ。
やっぱケーブルカーみたいなやつかな、などと勝手に思いをはせる。
・・・いつまでたってもなんにも出てこない。
不安になってきてミーに聞いてみた。
俺:「ねえ、エスカーってどこから乗るの?」
黒魔術師:「乗ってるじゃん。」
俺:「何に?」
黒魔術師:「エスカーに。」
なんとエスカーとはこのエスカレーターの事だったらしい。
呆然とそのまま無言で頂上まで上がったのは言うまでもない。
しかも歩きで上っていった貧乏組はさっさと先についてソフトクリームなんぞを食べていた。
まあれんさんと泉さんの記念写真を撮ってあげたから少しは役にたったかな。


しかしがっくりするのはまだ早い。
エスカーに乗っていった人にはなんと宝石(人造だが)探しというとてつもなく心惹かれる
イベントが待っていた。
ミーを誘うとすげなく「勝手にやってくれば?」との言葉が。
しょうがないのでラブラブのれんさんと泉さんの前に所在なげにたたずむ俺。
いやまて、ここですごい宝石を掘り当ててミーを見返してやるぜ!
前の人たちを見ていると、だいたいの人が掘り当てられるらしい。
しかもその中でもランクがあるらしい。
よっしゃ!俺の番だ!気合いを入れて蛇使いの壺のような砂の中へスプーンを差し込む。
うりゃ!・・・
おばちゃん:「あらー、残念。入ってなかったわねー。」
なんてことだ、見ている限りほとんどの人がすくえていた宝石が俺の手からは
するりと抜けていったようだ。
試しに近くに野次馬に来ていたじぇいなうさんをミーの分でやらせてみると、
さくっとすくえていた。
じぇいなうさんはその宝石を奥さんのために1,000円出してネックレスと交換していた。
まあ単純に考えればうまく口車に乗せられてネックレスを買わされたとも言えなくはないが、
それでも俺の心には江ノ島へのトラウマが大きく残ったのは言うまでもない。
「江ノ島、次こそはリベンジしてやるぜ!」
小さな心に大きな決心を固めて傷心の俺は江ノ島の風景に心を慰めるのであった。

さて江ノ島での食事ということになったが、じぇいなうさんの下調べでは「江ノ島丼」なるものが
存在するらしい。そこでそれを食べようということになり、店を探しはじめる。
右京君が「冷房があるとこ!」と悲鳴に近い叫びをあげる中、じぇいなうさんが選び出した
店は窓が全開の冷房とは無縁の店だった。
そこで最初は江ノ島丼を食べようと思っていたのだが、シラス丼という心惹かれるものが
存在するということで、俺はシラス丼、ミーが江ノ島丼と違うものを頼んでみた。
ちなみにカレーやカツ丼、玉子丼などというどこにでもあるものを頼んだ人たちがいたことは
ここでは伏せておこう。
江ノ島丼:サザエ入りの玉子丼。俺の口にはサザエが入ってこなかったため、玉子丼。
シラス丼:シラス干しにシソの葉とショウガがのった丼。食べてから気がついたが、
これって別に900円も出して食べるほどのものではないな。生のシラスだったら価値があったけど、
この時期ではそれは無理らしい。


5.再出発
食事も終わり、tak'sさんと合流するべく出発する。海沿いの道を走ったのだが、渋滞がすごい。
と、じぇいなうさんが細い道へ入っていった。裏道らしいが後で聞いたら間違えていたらしい。
元の道に戻ってきたため実は遠回りだったかも(笑)。

鎌倉のメインストリートでも渋滞に巻き込まれていたが、genさん、hajime君、ハニービーさんなどは
道行く人に写真などを撮られていい気分だったらしい。
ここで駐車場から出ようとしたバスを避けるためにみんなでバックしていたのだが、
genさんが後ろにいたミーにぶつかり、パニクったミーがアクセルをふかしながら倒れそうに
なっていた。そこを右京君がすかさず支えに入った。これにいたく感激したミーの右京君への評価が
かなりアップしたらしい。逆にgenさんの評価はダウン(笑)。
genさん、あなた最近調子悪くない?←呪いのせいで


6.合流
ようやく渋滞を抜け気分良く走りはじめ、いったんコンビニへ休憩によったところでgenさんとサクラさんは
バイクを交換して走ることに。
もたもたしている二人をさっさとおいてじぇいなうさんは走りはじめる。
俺も少し気になったのだが、まああの二人なら勝手にくるだろうと無視して走りはじめる。
後で聞いたがサクラさんはgenさんのバイクのフロントの重さに耐えきれず、1kmと持たなかったらしい。

突然アロハシャツをひらひらさせながら爆走していくバイクが抜いていった。どうやらtak'sさんが合流したようだ。
信号待ちに一通り挨拶をして近くのコンビニへ。
コンビニに着くと、genさんとサクラさんがようやく追いつき、genさんのバイクを囲んでバイク談義に花を咲かせる。
しかし俺にはなんのことやらさっぱりわからずすぐに飽き始めて自分のバイクの写真を撮ったことがないことに
気がついて写真などを撮っていた。ここでステッカーやTシャツを買った人たちにTシャツを渡すなどをして
とうとう最終目的地である関内の駅へ向かう。



7.にんにくやへ
途中で家族サービスをしなくてはならないtak'sさんと別れて関内の駅周辺へ。
バイクを停めるところがなくて警官に怒られながらようやく店の前まで来れたのは既に予約時間を30分ほど
過ぎた5:30pm頃だった。まあMAG'Sらしいね。
ここで合流予定のぶーさんを探す。ぶーさんがじぇいなうさんの携帯に「ぶーですけど、今どこですか?」と
爆笑もんの留守電を入れていたらしい。じぇいなうさんが携帯に電話して合流し、店へ入った。

さっきまで一緒に走っていたれんさんが営業スマイルで出迎えてくれた。なんかへんな感じがするね。
なんにしてもお疲れさまです。
じぇいなうさんが幹事ということで、挨拶にもなっていない挨拶から宴会スタート。
もうバカ話ばっかりなのはいつものことだけど盛り上がりました。
ぶーさんは飲み放題ということに気をよくしてウイスキーをストレートでばかばか飲んでいた。
バイク組はあんまり飲むことはできないため(絶対飲んじゃダメだと思うが)、比較的おとなしめ。
にんにくやの料理はマジうまい。あの値段でこの料理は絶対にお得でしょう。
食べきれなかったしデザートまで出た。
池袋にもぜひ進出して貰いたいものです。


そろそろお開きという時間になり、俺は帰りに備えてトイレへ。
そこで外からすごい音がする。なんだなんだとのぞいたらぶーさんが○■×△□◇をぶちまけていた。
だからいわんこっちゃない。飲み過ぎだって、あなた。
店の人のイヤそうな目。
俺は一応大丈夫?と言葉をかけながら(偽善者)そそくさとその場を去った。
れんさん、ご迷惑をおかけしました。


8.帰宅
楽しい宴も終わりを告げ、解散の時間になる。
俺とミーはMAG君が待っているため、すぐに帰ることにする。hajimeくんも帰るらしい。
一緒の方向なのでなにか胸に引っかかるものを感じながら一緒に帰ることを了承した。なんだ、この感じは?
みんなと別れてすぐにそれは判明する。
そうか、hajimeくんは雨を連れてくる男だったんだ。俺としたことが忘れていた。
横浜駅の周辺ですでに雨がぽつぽつと落ちてくる。
俺は信号待ちで表情だけは笑顔で「hajimeくん、俺たちの一キロ後をついてきてくれる?」
hajime:「はっはっはー、雨降って来ちゃいましたねー。」
俺:「hajimeくんがいるとホントに雨降るねー。」
hajime:「そんなことないっすよー。」
・・・冗談ぽくいった俺の真意はhajimeくんには伝わらなかった。

ミーの先導でうちを目指してひた走る。ミーとhajimeくんにはかなり安全運転だったらしいが、
アルコールと雨と夜の闇で俺にはかなり怖かった。だって夜は道が見えないからショックのない
ビレットサスはバイクがはねまくって怖いんだって。あ、hajimeくんはリジットなんだね(汗)。
hajimeくんとうちの前で別れてなんだかんだと無事帰宅。
いやいや幹事のじぇいなうさん、お店を提供してくれたれんさんをはじめ、みなさまお疲れさまでした。
じぇいなうさんとれんさんにはホント感謝いたします。

みんなには内緒にしていたが次の日はしっかりと休暇を取っていた俺は、MAGくんが眠くなるまで
ツーリングの余韻に浸りながら夜更かしをしていました・・・。

楽しいツーリングでしたね。またお会いできる日を楽しみにしております。

 

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