● Maintenance ●
フロントフォークオイルの交換
用意するもの

メガネレンチ、ヘキサゴンレンチ、フォークオイル、オイルリムーバー

廃油バット、軍手、メスシリンダー

作業行程

 

*以下の手順は必ず片側ずつやること

まず、フォーク上部を締めつけているトップブリッジのボルトを2〜3回転緩め

メガネレンチを使ってフォーク上端のキャップを外す。

スプリングの力でキャップが飛ぶから、上から押さえながら回す。

フォーク下端後方についているレンチサイズ10mmのボルトがドレンボルト。

このドレンボルトを外し、オイルを抜く。

はじめは勢い良く出るので、ホイールやタイヤに着かないように

廃油パッド等の受け皿を用意し構えておく。

時々フォークを沈めたり車体を傾けたりしながら、しずくが垂れなくなるまで

時間をかけてオイルを抜く。

フォークオイルが抜けたらドレンボルトを締めつけて

新しいフォークオイルを用意する。

フォークオイルの注入量はエンジンオイルなどとは違って、かなりシビア。

メスシリンダーを使って規定量(477cc)ぴったりに合わせる。

新しいフォークオイルをフォーク上端から

泡立たないようにフォークの内壁に沿わすようにして静かに入れていく。

全量をいれたら、フォークをしつこいくらいに何度も動かして

内部に残った空気を押し出してやる。

カラーをいれてフォークキャップを締めつける。

この時、スプリングを押し込みながらの作業なので結構大変。

そこで、誰かにハンドルを持ち上げてフォークを伸ばしてもらうと楽になる。

フォークキャップとトップブリッジのクランプを締めつけたら

オイルリムーバーでフォーク周りに付着したオイル分を綺麗に流す。

オイルがついたままだと危険。

*以上を片側ずつ行なう